日本妊娠高血圧学会|妊娠中毒症から妊娠高血圧症候群へ Japan Society for the Study of Hypertension in Pregnancy

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学術奨励賞・課題研究

学術奨励賞

選考委員会の構成と選考基準について

学術奨励賞の趣旨:

  1. 該年度の学術集会に応募した一般演題のうち、学術奨励賞に応募したものの中から選ばれた、優れた研究の今後の発展を奨励するものである。

学術奨励賞選考委員:

  1. 学術奨励賞選考委員会構成員総数は7名とする。
  2. 次々期会長が選考委員長を務める。
  3. 学術委員長は副選考委員長を務める。
  4. 幹事長は常任の選考委員を務める。
  5. 選考委員長が理事(常任理事を含む)、幹事それぞれから2名ずつ計4名の選考委員を選任する。任期は1年とする。ただし、再任は妨げない。
  6. 選考委員会の構成については、前年度理事会において承認を得る。
  7. 選考委員会の運営は1年間選考委員長の指示のもとに行う。
  8. 選考委員会構成員が当該年度の学術奨励賞応募演題の共同演者であるとき、もしくは筆頭演者と同一施設に所属する場合は、選考委員会構成員を辞退するものとする。
  9. 選考委員長が辞退した場合は、前選考委員長を選考委員長とし、前選考委員長も辞退した場合は、副選考委員長が選考委員長を務めることとし、副選考委員長は置かない。 選考委員長ならびに副選考委員長が同時に辞退した場合は、理事長が選考委員長を務めることとし、副選考委員長は置かない。いずれの場合でも、新しい選考委員長が選考委員会構成員の総数が7名になるよう、4項の規定に従って新しい選考委員を指名することとする。 これらの変更が生じたときは、当該年度の理事会にて報告し承認を得る。

学術奨励賞選考手順:

  1. 選考委員会でノミネートされた演者(4-6名)を予め理事長に報告し承認を得る。
  2. 学会中に選考委員会を開き、学術奨励賞(原則として2名;基礎部門1名、臨床部門1名)を推薦して理事長に答申し、懇親会時、会長がこれを発表する。選考委員会での議事内容は公表しない。
  3. 次期学会において、総会に引き続いて受賞記念講演(約15分)を行う。座長は原則として、前会長(あるいは学術委員長)が務め、講演終了後、座長より、記念の楯および副賞が贈呈される。副賞としての賞金は学会から拠出される。

学術奨励賞受賞対象:

  1. 当該年度の学術集会に採択された一般演題のうち、学術奨励賞に応募したものを対象とする。 但し、応募は応募者1名につき1題とする。

学術奨励賞選考基準:

  1. 当該年度の4月1日時点で45歳以下であり日本妊娠高血圧学会の会員で且つ筆頭発表者であること
  2. 発表内容が論文になっているかどうかは問わない。
  3. 同一人物が二度以上受賞することはできない。
  4. 応募は,一般演題の締切日までとする。
  5. 原則として毎年選考されるが,適任者がいない場合には選出されないことがある。

附則
平成21年8月28日
学術奨励賞選考委員会の構成改訂
平成27年3月15日
手順、基準等改訂

学術奨励賞受賞者
第38回 (H29年度)
基礎部門 「COMT不全はangiotensinIIに対する昇庄感受性亢進を惹起する」
植木 典和(順天堂大学 産婦人科学)
臨床部門 「FGR合併妊娠における妊娠中期の母体血清PIGF、sFlt-1、sEng、sFlt-1/PIGF比はその後のPE発生有無の予知に有用である」
南條 佐輝子(和歌山県立医科大学 産婦人科)
第37回 (H28年度)
基礎部門 「ニコチンアミドのPEにおける降圧機序」
伏間智史(東北大学 薬学研究科 臨床薬学分野)
臨床部門 「妊娠高血圧腎症妊婦における尿中ポドサイトの量的ならびに質的変化」
翟 天玥(北海道大学医学研究科 産科)
第36回 (H27年度)
基礎部門
  • 「胎盤で亢進したアデノシンシグナルが妊娠高血圧腎症の発症に寄与する」
    入山高行(東京大学医学部附属病院 女性診療科産科)
臨床部門 該当者なし
第35回 (H26年度)
国際学会開催により中止
第34回 (H25年度)
基礎部門
  • 「DNAマイクロアレイ法を用いた妊娠高血圧腎症に特異的な遺伝子群(pathway)の同定」
    川崎薫(京都大学 婦人科学産科学)
  • 「絨毛におけるDNAメチル化異常とPEの発症に関する検討」
    小出馨子(昭和大学産婦人科学講座)
臨床部門
  • 「妊娠20週以前に重症妊娠高血圧腎症様症状を呈した部分胞状奇胎合併妊娠の2症例」
    米田徳子(富山大学産科婦人科)
第33回 (H24年度)
基礎部門 該当者なし
臨床部門
  • 「妊娠時の血圧と将来の生活習慣病発症の関連性~母子手帳の解析から~」
    飯野香理(弘前大学 産科婦人科)
  • 「周産期心筋症ハイリスク妊娠における左室拡張機能障害」
    邨瀬智彦(トヨタ記念病院 周産期母子医療セ産科)
第32回 (H23年度)
基礎部門
  • 「可溶型エンドグリンによるオートファジー抑制を介した妊娠高血圧症候群発症への関与」
    中島彰俊(富山大学医学部産婦人科)
臨床部門 該当者なし
第31回 (H22年度)
基礎部門
  • 「低酸素培養における妊娠初期絨毛細胞のプロテアーゼ産生と浸潤能の変化に関する検討」
    大野木輝(奈良県立医科大学)
臨床部門
  • 「妊娠中期の子宮動脈両側notches出現と平均血圧レベルが、その後の血清血管新生関連因子濃度および妊娠高血圧腎症発症に与える影響:コホート研究」
    平嶋周子(自治医科大学)
第30回 (H21年度)
基礎部門
  • 「妊娠高血圧症候群の胎内プログラミングに関する検討 ~父親由来のiNOSがプログラム成立に関与し、発症には制御性T細胞の異常に関与する~」
    高橋秀憲(福島県立医科大学)
臨床部門
  • 「ヒト胎盤での神経栄養因子および受容体の発現と胎児発育や妊娠高血圧症候群における関与」
    藤田浩平(京都大学)
第29回 (H20年度)
基礎部門
  • 「妊娠高血圧症候群患者におけるpIClnの関与」
    松原裕子(愛媛大学医学部産婦人科)
臨床部門
  • 「随時尿中蛋白クレアチニン比測定による妊婦の蛋白尿検出に関する検討」
    牧原夏子(神戸大学医学研究科産科婦人科学分野)
第28回 (H19年度)
基礎部門
  • 「胎児期母体低蛋白栄養負荷が妊娠子宮循環に与える影響」
    武者由佳 (順天堂大学)
臨床部門
  • 「妊娠高血圧症候群とアディポネクチン:高活性型多量体アディポネクチン血中濃度と胎盤絨毛細胞の高アディポネクチン培養」
    成瀬勝彦 (奈良県立医科大学)
第27回 (H18年度)
基礎部門
  • 「妊娠高血圧症候群(PIH)患者の胎盤絨毛組織におけるCOX-2の発現に関する検討」
    大川原正喜 (城西大学大学院 薬学課程)
臨床部門 厳選なる審議の結果、該当者なし
第26回 (H17年度)
基礎部門 厳選なる審議の結果、該当者なし
臨床部門
  • 「重症妊娠高血圧腎症例におけるCD4+CD25bright制御性T細胞ならびに着床部でのToll like receptor(TLR)-4発現に関する研究」
    鈴木大輔 (富山医科薬科大学産科婦人科)
第25回 (H16年度)
基礎部門 厳選なる審議の結果、該当者なし
臨床部門 厳選なる審議の結果、該当者なし
第24回 (H15年度)
基礎部門
  • 「 妊娠中毒症における血清中soluble VEGF receptor-1 (sVEGFR-1)の意義」
    甲賀かをり (東京大学産科婦人科)
  • 「妊娠中毒症における好中球の産生する一酸化窒素の役割に関する研究」
    對馬彰利 (九州大学大学院生殖病態生理学)
臨床部門
  • 「妊娠中毒症における抗Phosphatydilserine / Prothrombin抗体に関する検討」
    三井真理 (日本大学産婦人科)
第23回 (H14年度)
臨床部門
  • 「Efonidipine(ランデル錠)の重症妊娠中毒症HP型症例における妊娠終結後蛋白尿減少効果」
    本久智賀 (大阪市立総合医療センター産科)
  • 「中毒症妊婦における血管内皮機能の検討-LDLの易酸化性との関連を中心に-」
    篠原康一 (高知医科大学産科婦人科)
第22回 (H13年度)
基礎部門
  • 「妊娠時、非妊娠時の生体内微小循環における白血球ー血管内皮接着反応に及ぼす酸化LDLの影響ー」
    白石あかり (愛媛大学医学部産科婦人科学教室)
臨床部門
  • 「妊娠中毒症における母体肝循環変化について「-肝動脈、門脈血流代償作用‐」
    関谷伊久乃 (日本医科大学産科婦人科学教室)
  • 妊娠中毒症抵抗血管における内皮由来nitric oxideの検討」
    山本珠生 (名古屋市立大学医学部産科婦人科学教室)
第21回 (H12年度)
基礎部門
  • 「妊娠中の酸化ストレス曝露下における肝腎障害と抗酸化機構」
    江島邦彰 (産業医科大学健康開発科学)
  • 「トロンビンによるサル腎動脈弛緩ならびに子宮動脈収縮の作用機序」
    木村俊雄 (滋賀医科大学産科学婦人科学教室)
臨床部門
  • 「 妊娠中毒症を合併したHELLP症候群類似疾患の周産期管理に関する検討」
    梅影秀史 (奈良県立医科大学産科婦人科学教室)
  • 「妊娠中毒症胎盤におけるPPAR-α、-γの発現」
    野平知良 (東京医科大学八王子医療センター産婦人科)
第20回 (H11年度)
臨床部門
  • 「妊娠中毒症妊婦における細胞内Mgイオン濃度の動態」
    桝田充彦 (奈良県立医科大学産科婦人科)
第19回 (H10年度)
基礎部門
  • 「好中球と血管内皮細胞の細胞間相互作用からみた妊娠中毒症の病態形成過程に関する研究」
    月森清巳 (九州大学医学部婦人科学産科学教室)
  • 「母獣ラット胎盤形成期の循環動態ならびに自律神経機能変化についての考察」
    長岡理明 (日本大学医学部産婦人科学教室)
臨床部門
  • 「妊娠高血圧症における遺伝要因と環境要因の交絡」
    小橋元 (北海道大学医学部公衆衛生学教室)
  • 「妊娠中毒症・羊水過少症に対するNO放出剤の長期経皮投与による治療法の検討」
    中塚幹也 (岡山大学医学部産婦人科学教室)
第18回 (H9年度)
基礎部門
  • 「 妊娠中毒症における子宮胎盤循環に及ぼす脂質過酸化の影響ー胎盤絨毛上皮刷子縁膜(PBBM)の抗血小板機能に及ぼす影響についてー」
    阪本義晴 (奈良県立医科大学産科婦人科学教室)
第17回 (H8年度)
基礎部門
  • 「Free radicalによる臍帯動脈血管収縮増強効果に関する検討ー特にSerotonin依存性弛緩反応を中心にー」
    渡辺員支 (高知医科大学産科婦人科学教室)
臨床部門
  • 「 重症妊娠中毒症(特にHP型)の拡張期血圧による細分類とその臨床的背景について」
    周藤雄二 (大阪市立総合医療センター産婦人科)
第16回 (H7年度)
基礎部門
  • 「胎児胎盤微小循環調節における好中球とfree radicalの作用」
    小山秀樹 (熊本大学医学部産科婦人科学教室)
臨床部門
  • 「重症妊娠中毒症を発症した門脈血流障害の4例」
    徳永直樹 (浜松医科大学産科婦人科)

課題研究

内規

  1. 日本妊娠高血圧学会に課題研究を設ける。
  2. 課題研究用のテーマを設置して運用する。課題研究運用委員会は、理事長、会長、副会長、学術委員長、幹事長と幹事若干名で構成し、幹事長が執行する。
  3. 課題研究のテーマは課題研究運用委員会で発案し、常任理事会、理事会、評議員会に提出、審議・議決し、総会で報告する。決定されたテーマはその年の日本妊娠高血圧学会雑誌に発表する。課題研究は年間1題を原則とする。
  4. 課題研究の選考は原則として公募とし、課題研究運用委員会でこれを行い、テーマの決定と同様に審議し・議決し、総会で報告する。但し、応募者は学会員であり、指定の用紙課題研究補助金申請書(PDFファイル)または課題研究補助金申請書(Wordファイル)にて、期日までに応募する。
  5. 原則として、課題研究者は1名で、年間40万円を上限とする研究助成金を2年間支給する。支給された助成金については、事務局への収支報告書の提出を義務とする。
  6. 課題研究終了時には、その成果を妊娠高血圧症学会学術講演会で発表し、日本妊娠高血圧学会学会誌に論文として掲載する。
  7. 本内規は平成14年9月12日より発効する。

応募

平成30年度課題研究を以下のテーマで募集いたします。
テーマ:「胎盤形成不全と初期絨毛細胞の調節機序の関係」
※注意
妊娠中の音響放射力インパルス(ARFI,プッシュパルスとも呼ばれる)の胎児への安全性は確立されていません。ARFIを用いるShear Wave Elastographyで、ROI内部に胎児が含まれていないと推定されていても、さまざまな要因から胎児への照射の可能性が否定できないと考えられます。このため、このような研究に関しては今回の課題研究から除外させていただきます。

指定の用紙 課題研究補助金申請書(Wordファイル)に記入の上、平成29年12月31日までに、 常設事務局までお送り下さい

宛先 日本妊娠高血圧学会事務局
連絡先 〒606-8305 京都府京都市左京区吉田河原町14
近畿地方発明センタービル
TEL:075-771-1373
FAX:075-771-1510
Mail:jsshp@chijin.co.jp